みんなからの声

 Nihon5 WARI Club 講師から

音読のすすめ

必ずといっていいほど宿題の課題となる音読ですが,皆さんはどのように取り組まれているでしょうか。ひらがな,漢字などの文字を正しく読むことだけが音読ではありません。忙しい日々の中で長く続けていると,本来の目的を忘れ,文字を読むこと,課題で与えられた回数を読むことだけが目標になってしまっているという方は少なくないのではないでしょうか。

この生徒さん(小学1年生)は,「Flip」を利用し,次のような音読の練習を継続しています。

 ① お母さんと一緒に読む練習をする。

 ② 読めない単語や意味がわからない単語をお母さんが書き出しノートに

   書く。

 ③ 週末に,練習成果をFlipに録画する。

 ④ 録画を日本に住んでいるおじいさん,おばあさんに見てもらい,たくさ 

   んほめてもらう。

 ⑤ 担当講師からは,よくできている点や改善するための学習ポイントなど

   についてコメントを返す。

①と②は,文字を読む(発音する)ことから,言葉のまとまりを見つけ,意味を理解して読むという,音読本来の目的を達成するための地道な練習です。この練習をした後,③のように,Flipに録画し,④と⑤でポジティブなフィードバックを受けることで練習継続のモチベーションを維持しています。

上記の練習を繰り返してきたことで,生徒さん本人が,レッスンが始まると「今日はここまでがんばったから聞いてほしい。」と自発的に音読をしてくれるようになりました。また,何度も練習をすることにより,話の内容への理解度が深まり,レッスン中に話の内容についての質問にも積極的に答えられるようになりました。

子供の年齢により,親の音読学習サポートの仕方は変わります。しかし,継続して必要なのは,日本語が少ない環境で日本語を学習する本人に学習目的を理解させ,学習意欲を持たせることです。時には,親子で一緒に好きな本,歌の歌詞,新聞記事などを音読し,親子で過ごす時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 受講者・保護者様から

〜2023年秋から〜

レッスン受講の感想~

~2022年から2023年 春

レッスン受講の感想~

〜レッスン受講を終了して〜

長引くコロナによるパンデミックの中,WARIClubのオンラインレッスンに意欲的に参加,学習し,それぞれの進路のため受講を終了された生徒さんと保護者様からご感想やご意見をいただきました。

担当講師・指導内容について 


受講成果に関して 


その他,ご意見,ご感想など 


 〜2021年 春・夏のレッスンを終えて〜

2021年夏以前の声

この他に保護者・受講生の皆さまからいただいた声はこちらからもご覧になれます。